Tau's Degital Art's -2号館-

アート作品展示してます。ときどきアート以外の話題もとりあげてます。

【Daz studio】Genesis 8.1ってどこが変わったの?

Genesisが8から8.1にアップしました。1/27にはGenesis 8.1 Maleもお披露目されました。
pixiv BOOTHのYang & Zing for G3M and G8Mの概要欄にも追記させていただきましたが、Genesis 8.1 Maleでもモーフ適用できることが確認できました(G8M同様Adjust Rigging to Shape流さないと目が閉じれませんが)。

Genesis 8.1では顔の表情部分の改善がされたそうなので、G8Mと比較したいと思います。
白シャツのYangさんがG8M、黒シャツのZingさんがG8.1Mです。
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横目(G8はEyes Side-Side、G8.1はEye Look Side-Side)
G8.1は瞼が微妙に動いています。
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まばたき(G8はEyes Closed、G8.1はEye Blink)
G8.1Mのほうが柔らかい感じ
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笑い(Smile Open Full Face)
口角が違う!!
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怒り(Angry)
明らかにちがーう!!
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G8.1では、顔の表情を作る際に顔全体を動かしている感があります。よりリアルな人間の表情に近づいているなという印象でした。

Genesis8.1の表情の動かし方について、アニメーションで見るとはっきりとわかると思います。


Genesis8.1ではskin shaderもグレードアップしています。よりリアルに近い質感です。
(G8.1はG8のskinを適用できますが、G8はG8.1のskinを適用できません)
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G8.1にGenesis 8.1 Male(またはFemale) Tearというものが追加されています。わかりにくいかもしれませんが目の淵の白くなっているところがそうです。目の部分がよりリアルになっているようです。
tear

レンダリングするとこうなります。ほ、ほんとだ・・・。
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Genesis8.1の詳細については、Dazのサイトに説明がありますので、参考にしていただけたらと思います。
Introducing GENESIS 8.1

すでにGenesis8.1ベースのフィギュアも出ています。
Victoria 8.1
Michael 8.1

Genesis8.1使ってみてまだ日が浅いですが、もうちょっと使ってみようと思います。
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【Unity】スカートをふんわりさせる

今回はpmxモデルのミクさんとDazキャラのposeyを競演させてみました。
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例のごとくミクさんをMMD4Mecanimで動かします。物理演算はMMD4Mecanim ModelスクリプトでPhysics EngineをBullet Physicsに設定すればOKです。
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poseyのツインテールはDynamic Boneで動かします。
(前ブログDynamic Bone使ってみました参照)
問題はスカート。ボーンが階層構造になっていないため、Dynamic Boneでは思うように動かせません。
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そこで、スカート部分の物理演算にClothを使用しました。
その前にCollider設定をします。今回は腰と太ももにCapsul Colliderを設定しました。
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ドレスにClothを仕込みます。
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これだけではドレスが床に落ちて悲惨な状態になってしまうので、ペイントツールで動かすところと動かさないところを指定しました。
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こうしてできた動画が以下です。

motion
好き!雪!本気マジック : hino
(Original Ashita Panta)

model
TDA Little Parade Miku : TheLadyAthena
Posey x 2 : (Daz studio model)

music
Crazy for your love -instrumental version by Orkas
(Artlist.io license number 890227)


踊っている2人、実は・・・

YangさんとZingさん・・・pmx形式??いや違います。Daz to UnityでUnityに転送しました。Unityのプロジェクトは3Dを使用するため、Daz to Unityを使用する際にInstall Unity Filesのチェックを外しました。Install Unity FilesはHDRPのプロジェクトで使用するシェーダーなども一緒に転送してくれる機能ですが、3DプロジェクトでHDRP使用しないのなら、やっても意味ないからです。
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Assets配下にDaz3Dフォルダが作られるところまでは一緒です。ただし、マテリアルは作成されません(HDRPじゃないものね)。
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インポート設定の中にデフォルトのマテリアルが格納されているので、複製する分選択してCTRL + D
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textureフォルダにマテリアル格納後、
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シェーダーをVRM/MToonに変更。アニメ調のキャラに変身!!
VRM/MToonはUniVRM付属のシェーダーのため、UniVRMをインストールする必要があります。
(UniVRMのダウンロードはこちら)
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HDRPでリアル調なのもいいですが、アニメ調キャラにするのもまた違った味わいがありますね。

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