3dとかアートとかの話題がなくてね。しばらく別の話題を取り上げてますが、今回もそうです(汗)



大阪で行われた音楽フェスティバル「MUSIC CIRCUS’23」で、出演者のDJ SODAがセクハラ被害を訴えたことを受け、主催したTryHard Japanが声明を発表した。

 同社は「MUSIC CIRCUS‘23で発生した性暴力事件について」と題し、「DJ SODA様がパフォーマンス中に数名の観客から胸などを触られる事件が発生しました」とコメント。さらに「このような行為は性暴力、性犯罪であり、断じて許すわけにはいきません」と続けた。

 声明では被害に遭ったDJ SODAを最大限サポートするとし、「犯罪行為を行った犯人を特定し、損害賠償請求や刑事告訴など、民事及び刑事の法的措置を取る所存です」と加えた。同社は「犯罪行為に及んだ方は、すみやかに警察署に出頭し、また当社にご連絡ください」と呼び掛けている。

 同件は、インフルエンサーとしても人気のDJ SODAが14日、自身のSNSを更新し、「MUSIC CIRCUS’23」でセクハラ被害にあったことを報告。「日本の大阪ミュージックサーカスフェスティバルで公演を終えましたがその時に凄く悲しい出来事がありました」とし、セクハラ被害について画像付きで訴えていた。

 DJ SODAはライブ中もファンを気遣い「一旦最後までやりきろうと最大限平気なふりを頑張りました」という。しかし続けて、「今はホテルに戻ってきましたが、未だにとても怖いです」と心境を伝えていた。

確かにタレントにセクハラ行為をした日本の観客側が悪い。モラルもマナーも全くなっていない。というか、日本の場合、ライブではタレントやミュージシャンが観客席に入ってきたらベタベタお触りするのが当たり前である。男女だろうがファッションがどうであれ関係ない。嘘だと思うならYoutubeで日本のミュージシャンのライブ映像を見てみるとよい。演歌歌手にお触りしているおばちゃんなんてごろごろいる。セクハラというよりは「あの有名ミュージシャン触っちゃった!私、すごーい」という感覚なのだろう。

その当たり前は、当然だが世界では非常識であるということも忘れてはならない。ここ数年、体のあちこちを触る行為をセクハラであり、性犯罪と認定する傾向が強くなっている。こうした世界情勢も踏まえなくてはならない。今回の件も性犯罪として刑事告訴または法的措置をとるという。

だが、被害者であるDJ SODAに批判的な声が殺到しているという。
「露出度の高い衣装で観客席に近づけば、セクハラされるに決まってる。タレントとイベント開催元の責任」とか、「DJ SODAは過去に反日発言を繰り返し、日本をバカにしていた。嫌なら来ないでください」とか「被害者面してわざと炎上させているビジネス」とか。大体こういうことを言う層は決まっているんだけどね。だが、反日発言云々と今回のセクハラ騒動は全く別である。

日本人もいい加減にライブ観客としての最低限の世界標準マナーを身に着けるべきだが、教育の場でも家庭でも教わることは殆どないので、絶望的だろうね。