Tau's Degital Art's -2号館-

アート作品展示してます。ときどきアート以外の話題もとりあげてます。

3DCG

【Daz studio】Genesis9へ移植したYangさんの目が・・・

形状は移植することができたのですが、目の動きが変です。
キャプチャ1

Eye Look Up-Down 上を向くどころか、逆を向いている。
キャプチャ2

下を向かせてみたが、眼球が上を向いている模様。
キャプチャ3

Eye Crossed より目ではなく眼球が外に向いている。
キャプチャ4

Genesis9からは眼球が別フィギュアになっていますが、これが原因なのか?

検索したら、こんな記事を見つけました。

引用すると、
これは、Genesis9の眼球に仕込まれている、モデルの体型に合わせて変化するAuto Follow Morphが、旧モデルからの変換モーフ(Morph)にしっかり対応できないことが原因です

これを解決するには、外部のモデリングソフト、Blender、Mayaなどなどで

体型に合わせた眼球のデーターFollower Eye Morphを自作するしかないです
そこまでの体力は、残念ながら・・・無い。
フィギュア変換ツールがDaz3dから出るのを待つしかなさそうだ。

【Daz studio】G8.1キャラをG9に移植してみる

G8.1をG9に移植する方法がYoutubeで公開されていました。英語ですが、丁寧な解説です。

Yangさんを使って検証してみます。
キャプチャ1

「Genesis9 Dev Load」をダブルクリックして、Genesis9 Devを呼び出します。
キャプチャ2
キャプチャ3

Resolution LevelをBaseに変更します。
キャプチャ5

Genesis8.1 Male Devを読み込みます。
キャプチャ6

G8.1Maleを読み込んだところ。
キャプチャ7

Parametersタブを選択し、Preference→Show Hidden Propertiesにチェックを付けます。
キャプチャ8

Asymmetry→clone→Genesis 8 Maleのスライダーを動かし、100%にします。
(見づらいですが。。。)
G9がG8Mの形状になります。
キャプチャ9

が、足が合っていません。
キャプチャ10

G9の足をG8.1M側に合わせます。
【参考】G8.1Mの場合
Left Thigh:Side-Side 6.50
Right Thigh :Side-Side -6.50
キャプチャ11

G8.1Mの形状にしたG9をobjでエクスポートします。
※G9 Base G8 Male Fit.objの名前で保存します。
キャプチャ12

Filter Objectsにチェックをつけ、Acceptをクリックします。
キャプチャ13

先ほどエクスポートしたG9 Base G8 Male Fit.objをインポートします。
キャプチャ14
キャプチャ15

Transfer Utilityを起動します。
キャプチャ16

Parent To Source Figureのチェックを外し、Acceptをクリックします。
キャプチャ17

G9 Base G8 Male Fitがフィギュアに変換されました。
キャプチャ18

YangさんのモーフをGenesis 8.1 Male(非表示)に適用したところ。G9 Base G8 Male Fitフィギュアも一緒にモーフが適用されているのがわかります。
キャプチャ19

キャラモーフを適用したG9 Base G8 Male Fitフィギュアをobjにエクスポートします。
※YangG9.objで保存します。
キャプチャ20

obj書き出しの設定は以下の通りです。
キャプチャ21

G9 Base G8 Male Fitフィギュアは削除します。作業しやすいようにG8.1Mを非表示にし、G9を表示します。
キャプチャ22

Asymmetry:Cloneで100%にしたGenesis 8 Maleを100%から0%に戻します。Currentry Usedからたどるのが簡単かと思います。Resolution LevelをHigh Resolutionに戻します。
キャプチャ23

Morph Loader Proを起動します。
キャプチャ24

Choose Morph Filesをクリックして、キャラモーフ適用G9のファイル(ここではYangG9.obj)を読み込みます。
キャプチャ25
キャプチャ26

Revers DeformationsをYes、Overwrite ExistingをDeltas Onlyにし、Acceptをクリックします。
Created morph Successfully...が表示されれば読み込み成功です。
キャプチャ27
キャプチャ28

モーフが読み込まれました。
キャプチャ29

G9(Dev)を削除し、通常のG9を呼び出します。
キャプチャ30

まつげ、目などの付属物がついています。
キャプチャ31

先ほどと同様に呼び出した通常のG9に対し、Morph Loader Proを起動してキャラモーフのobj(YangG9.obj)を読み込みます。Reverse DeformationsをYesにし、Acceptをクリックします。
Created morph Successfully...が表示されれば読み込み成功です。
キャプチャ32
キャプチャ33

通常のG9にもキャラモーフが適用できました。
キャプチャ34

読み込んだモーフの編集を行います。該当モーフを右クリックでParameter Settingsを選択します。
キャプチャ35

Minを-100%から0%に変更し、Acceptをクリックします。
キャプチャ36

ボーンを表示した状態。がっつりずれています。
キャプチャ37

SceneタブでG9を選択し、Edit→Rigging→Adjust Rigging To Shapeを選択します。
キャプチャ38

Adjust Orientationにチェックをつけ、Acceptをクリックします。
キャプチャ39

ボーンのずれが解消されました。
キャプチャ40

が、しかし、モーフスライダーを動かすと、ボーンが追随していない。。。。
キャプチャ41

モーフが編集モードになっているのを確認し、ERC Freezeをクリックします。
キャプチャ42

このままAcceptをクリックします。
キャプチャ43

ボーンが追随するようになりました。
キャプチャ44

Yangさんモーフ適用後。G9の表情モーフもこの通り。
キャプチャ45
 
G9のポーズもこの通り。
キャプチャ46

G9 Masculine Skin 01 MAT、G9 Eyebrows Fiber Style 08を適用し、PH Casual Hairを着用したところ。多少これじゃない感がするものの、無事移植成功しました。
キャプチャ47


【Unity】Magica Cloth2使ってみた

Zingさんの髪ですが、Pure Hair Casualを使用しています(Yangさんも同じです)。
キャプチャ

髪にはボーンが入っていません。そのため、モーション適用時は髪を揺らすことができませんでした。
キャプチャ2

Magica Cloth2であればボーンは不要です。
Magica Cloth2を使用してZingさんの髪を揺らしてみます。以下から入手できます。


ZingさんをUnityに取り込んでみました。
キャプチャ3

ZingさんのPrefab設定の<model>で、Read/Writeにチェックを付けます。
キャプチャ4
キャプチャ21

Magica Cloth2もインポートしておきましょう。
キャプチャ5

Zingさんの髪(PHCasual.Shapeを選択し、右クリックでCreate Other→Magica Cloth2→Magica Clothを選択します。PHCasual.Shapeの下にMagica Clothのコンポーネントが作成されます。
キャプチャ6

PHCasual.ShapeをMagica ClothのSource Renderersに設定します。PHCasual.Shapeのメッシュを読み込んだところが下の画像です。
キャプチャ7
キャプチャ8
キャプチャ22

作業しやすいようにSimple DistanceとShape Distanceを操作して、メッシュを少し落としましょう。
キャプチャ9
キャプチャ10

Paint Modeの鉛筆のボタンをクリックするとペイントできます。Moveが動作(緑)、Fixedが固定(赤)です。
キャプチャ11
キャプチャ12

最初にFixedでFullをクリックし、全部を固定にしてから、Moveにして動作させるところをペイントするほうが楽だと思います。
キャプチャ13
キャプチャ14

コライダーはMagica Capsule Colliderを使用しています。
キャプチャ15
キャプチャ16

コライダーを設定したところには緑の印が表示されます。これは判りやすい。
キャプチャ19

コライダーを設定したら、Magica ClothのCollider Listに追加しましょう。
キャプチャ23

こうして出来た動画がこれです。


motion
【MMD】プラネテス(モーション配布): づなうじ
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41864173

model
Zing : Tau Subaru
※morphのみですが配布しております。 https://tau6230.booth.pm/items/2403732

music
プラネテス inst : seiza
https://piapro.jp/t/3NmP


【MMD】Text2Motion使ってみた

文章からモーションを作成するAIなど、モーション自動生成AIの開発が世界中で進められています。


日本でも、文章からモーションを作成するAIを開発された方がいらっしゃいます。

miuさんが開発した、文章からMMDモーションを作成するAIを使ってみました。

まずは、手順に従って、セットアップしていきました。
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文章は日本語または英語で入力します。ここでは「Hip Hop & func music dancing」と入力しました。他のパラメータはいじっていません。
キャプチャ

6秒ほどのモーションですが、作成成功です。googleドライブのtext2motionフォルダにもモーションデータが格納されました。
キャプチャ3
キャプチャ2

早速適用。
キャプチャ4

どこがHip hop & Funcだと言いたくなるが、ちゃんと動いていました。
キャプチャ5

MMD4Mecanimがあれば、Unity上でも使えます。やり方は以前「DazキャラにMMDモーションで踊ってもらう」で解説しています。


Zingさんに踊っていただいたら、こうなりました。Func musicと一緒にお楽しみください。4つほどモーションが出来上がっていましたが、全てつなげて30秒程度になっています。



motion Text2Motion (AI自動生成) (c)miu200521358 model Zing : Tau Subaru ※morphのみですが配布しております。 https://tau6230.booth.pm/items/2403732 music Wellington Joke - Short Version : Manos Mars https://artlist.io/jp/song/1554/wellington-joke

【Daz studio】Victoria9もキターーー

Daz CentralにDaz studioのアップデートが来ていました。インストール実施しましたが、時間がかかりました。Install Managerのほうがよかったかなあ。。。
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Victoria9来ました!バンドル版を事前注文したせいか、やたらインストールに時間がかかっていたんですね。
【Daz studio】Victoria 9事前注文しました
キャプチャ

Victoria9さん、ボディがかなりグラマラスです。
早速レンダリングしてみますが。。。
キャプチャ2

Irayレンダリングできず。このようになってしまいました。
キャプチャ3

原因はテクスチャでした。Genesis9では解像度8192 x 8192がサポートされました。Victoria9のテクスチャも8192 x 8192のものが多数あり、Irayレンダリングで失敗していたようです。SCENE OPTIMIZERで解像度落としても解決しなかったため、しかたなくFilamentでレンダリングしました。
b20221020
いずれ、Genesis9ベースのフィギュアが出るのでしょうけど、Irayレンダが使えないのはなあ。。。
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